2010/8/14 土曜日

Lompoc

Filed under: 2010 Lompoc. USA.,ニュース — TAZI @ 23:29:04

今回のLompocのドッグショーに行く目的は「Silverado」に会いに行く事でした。
そしてSilveradoに会い、そのブリーダーさんと沢山お話をし、とても良い信頼関係を結ぶことができました。
そこで今回の目的が大きく変わる話へと発展していきました。。。

Silveradoはとても良いサルーキでした。しかしブリーダーさんがキープしているもう一つの兄弟犬はとても美しく気品のあるサルーキでした。
私はこのサルーキのオーナーになる名古屋の知人に「このLitter(兄弟犬)の中で一番いい子を・・・」とお話をしていました。

その兄弟犬は4回行われたドッグショーで出場は3回。そのうちクラス1席を2回(サルーキのスペシャリストによるジャッジは2回)。そのうち1回はベストパピーに輝いていました。 (サルーキのスペシャリストによるジャッジ)。

そのサルーキの名前は「Sabatier」です。  
これらのサルーキたちはアメリカの有名犬舎の完全なラインブリーディングによって誕生したサルーキたちです。その中でSabatierはその元となる先祖犬に瓜二つ・・・そっくりでした。私はオーナーになる知人とじっくりと話をし、オーナーと私とでその決断をし、無理を承知でブリーダーさんに「日本に迎えるサルーキをSabatierにしてほしい」と頼みました。その交渉には一緒に行って通訳をしてくれた高野さん、小山さんにも様々なご協力をいただきました。
当然のことながらブリーダーさんの最初の答えはNo。。。 「この子は昔の子を思い出すから・・・」と、ブリーダーさんの心境もあって私の交渉に困っている様子でした。
その後交渉は続き、何とか私たちの熱意は伝わり理解をしてくださいました。 交渉成立です。よって来年春に日本に来るサルーキは2010年Lompocのベストパピーに輝いた Sabatier  となりました。

dsc_1397.jpg  dsc_1434.jpg   Sabatier.

私はこのサルーキが日本に入る事はオーナーさんになる方のご希望に叶うものと思っています。「おそらく今度迎える犬は自分にとって最後の犬になると思うから。いいサルーキを迎えたい・・・」そしてそれは迎え入れる段階の過程から全てに携わっており、良い思い出になると私は思います。
そしてオーナーさんはいずれTAZIの未来へとつながるといいと思ってくれています。

このサルーキのブリーダーさんも様々な国へジャッジとして招かれているとても有名なサルーキのスペシャリストです。犬舎名やブリーダー名は後日にお知らせします。
Lompocでのドッグショー最終日、ブリーダーさんはSabatierのクラス1席やベストパピー受賞のリボンと景品をオーナーさんの元へ届けている場面がありました。それを見たとき・・・、私はアメリカまで来たことは大きな意味があったと感じました。 サルーキとの縁は人との縁につながると私は思います。それは大切なものに思います。
私は私自身、また私の周りにいてくださる方も、人と人とのいい出会いがあったらいいなと思っています。

Copyrights Reserved TAZI