サルーキとスルーギ、そしてアフリカはマリ共和国原産のアザワクという犬種がいます。
スルーギは少数ではありますが日本にもいると思います。スルーギはモロッコなど北アフリカ原産で、食事はラクダのミルクやフルーツだったと言われています。
しかしアザワクは私が知る限りでは日本にはいません。おそらく入手のとても困難なハウンドであることと、サルーキと比べると性格が少々難しいとヨーロッパの友人から聞きます。アザワクはサルーキより独立心の強いサイトハウンドだそうです。
アザワクはヨーロッパの愛好家にて大切にされています。リンクページにあるベルギーのダニエラさんはサルーキとこのアザワクも飼われているそうです。

外観上の違いでは立ち姿を横からみた場合、サルーキは若干横に長い長方形になり、それよりも若干足を長くして高くしたのがスルーギ。それよりも高くしたのがアザワクとなります。
耳の大きさはサルーキが一番大きく、つづいてアザワク、スルーギとなるようです。

私はこの三犬種はとても好きな犬種です。しなやかでいて力強さのある流線形のボディと気品に満ちた顔。独立心のある性格は魅力です。
しかし私が今後も一緒にいるのはサルーキ以外にはありません。

سلوقي

ヨーロッパのお友達に教えていただきました。
アラブ語で　“サルーキ”　を上記のように書くそうです。
しかし発音は　“スルーギ”　とするそうです。確かにアラブの人はサルーキのことをスルーギと言います。
こちらのビデオはリンクページにあるアラビアンサルーキセンターの中にあるものですがサルーキの事をスルーギと言っています。（はじめのうち数分間は音声が途切れていますが数分後に聞こえます）
http://www.arabiansaluki.ae/media.html
http://www.arabiansaluki.ae/kuwaittvflash.html

スルーギという犬種はサルーキとは別犬種にいます。そしてこの犬種の原産国はモロッコになります。
見た目もスムースサルーキに似ています。

写真はスルーギです。
（雑誌Mercedes Magazineから引用）

Marie Anti さん からいただいたChubasco Gaadzooks の写真をもう一枚！！
後ろに見えるサルーキはMarieさんの愛犬でEspresso です。

アメリカの大親友である Marie Anti さん から今日写真をいただきました。
このサルーキはRoogeとTooneesiaの母犬 Chubasco Gaadzooks です。
私は1年前のニューメキシコでこのサルーキに実際に会っていますが、とても明るくフレンドリーな性格のサルーキでボディも素晴らしいサルーキでした。

この写真を見て「あれ！？」って思われる方もいるかもしれません。
そうです。。。この写真は2005年マリーアンチさんのサルーキカレンダーの8月の写真です。
その写真を見てお友達と「こんなサルーキっていいなぁ」って話していたことを思い出します。

2004年からChubascoに素晴らしいスムースのサルーキをとお願いをしていましたが、まさかGaadzooks の子がTAZIに来るとは夢にも思っていませんでした。
そして昨年にはTAZIサルーキのオーナーさんよりもう1頭「DC.CHUBASCO VENTOORA FOR IMPALA CD.RA.SC」の子「Impala Tabasco」の輸入も成功しました。
私たちはこれからがとても楽しみです。

あけましておめでとうございます！！
2009年もよろしくお願いします。

写真は昨年12月 TAZI撮影の富士山です！！