旅の2日目の夜はジョアンさんとメアリベスさん、モニカさん、ロイスさんたちとご一緒に中華レストランで夕食をしました。
モニカさんはドイツのイランサルーキのブリーダーで、メアリべスさんはサルバンのオーナーさん、ロイスさんは素晴らしいサルーキを持ってインパラスという犬舎名のオーナーさんです。
サルーキについて皆さんが楽しく熱く語っていました。
そしてDesert Bred Salukiについて語るジョアンさん、ドイツのモニカさん、メアリべスさんはDoctor(医師)もしくはその奥様であることを付け加えさせていただきます。
このようなDesert Bred Salukiたちは原産国でも少なくなってきているそうです。とても希少で貴重なサルーキだそうです。
「日本にも・・・」とも思いますが、まだまだ日本ではこの血に携わるには勉強不足だと感じています。
日本人は結果のみを求める民族と聞きます。その考えでもいいものもありますが、そうしてはいけないものもあります。特にサルーキのように長い歴史の間守り継がれてきた生き物はそんな簡単なものではなく、また安易な考えではいけないと私は思います。
サルーキのブリーディングに携わる私は、偏った見方をせずじっくりと研究し、そして永年守られてきたものや歴史を知り、祖先が守ってきたものを受け継ぐことが大切だと思っています。
日本では全く知られていない「Desert Bred Saluki」
先日にお伝えしたイランサルーキやぺルジアンサルーキの事です。
いわゆる「砂漠でブリーディングされたサルーキ」です。
このサルーキは見ると少し雰囲気が違います。
私は今回のアメリカ行きでこのサルーキも見たいと思っていました。
偶然にもモニカさんが一緒におみえになっていたので沢山お話を聞けました。
実際に見て触っての感想はとても格好よく精悍な感じです。砂漠の犬って感じでした。そしてジョアンさん曰く「抜群に優れたハンター」だそうです。
サルーキはハンティングドッグでなくてはいけません。
そのためハンティングに優れたサルーキをつくるために原産国で大切に守られブリーディングされてきたのが「Desert Bred Saluki（デザートブレッドサルーキ）」たちなのです。
ナ ショナル出場を手配してくださったJo-Annさんを始め、SCOA関係者の皆様、私を指導し大変お世話になりましたLois-Ann Snyder さん、炎天下の中、私のために通訳を完璧にこなしていただいた磯田さん、山田さん、今回の一人旅についてアメリカの事情など色々なアドバイスをしてくだ さったアメリカ在住の善利様、その他大勢の皆様のご厚意により一生忘れる事のない素敵な思い出と、サルーキに関する豊富な知識を得る事ができました。
本当に、本当にありがとうございました。深く感謝をいたします。
前にも記載しましたが、今回私は「見学」ではなく参加をさせていただきました。
私の結果はPuppy Sweepstakes で9-12 months PUPPY Dogs クラスにてジョアンさんのスムースサルーキ CHUBASCO ROOGEにて出場しクラス2席入賞をしました。
このショー（SCOAナショナル）の歴史はおよそ75年ほどと古く、そこで日本人による入賞はたぶん初めてだと思います。
昨夜日本に帰国しました。
航空券の都合によりショーの最終結果は見ることができませんでした。
結果はサルーキクラブオブアメリカのホームページにて出ていますのでそちらでご覧ください。
http://www.salukiclub.org/
この馬は顔を良く見るとサラブレッドなどとは少し違いがあるのが分かりますでしょうか。
これはアラビアンホースという種類のようで、文字の如くアラブの馬だそうです。
そしてショップではその銅像や絵が販売されており、その中でサルーキが登場する事も多いとジョアンさんから聞きました。
そしてこの写真がそうです。
後ろで絵を描いておられる女性が作家さんです。
写真掲載の許可もいただいておりますので感動の一品の写真をどうぞ！
このショーもジョアンさんと一緒に見に行きました。「一緒に見に行った」というより私に案内をしてくれているのだと思います。本当に頭がさがる思いと感謝の気持ちで私はいっぱいです。
会場はインドアで会場内ではいくつかの色々なお店が出店されていました。
その中での写真です。動物と人との優しい気持ちが伝わる写真でした。
全てお店の方にお断りをして写真を撮らしていただいております。
ケンタッキー レキシントンといえば馬が世界的に有名だと聞いていました。
こちらに来てみるとなるほど・・・何処へ行っても牧場があります。現地の話を聞いてみると億単位で販売される馬も多いとか。
そしてサルーキショーの会場も「ホースパーク」という広大な牧場や馬の競技場が広がる場所の一画で行われています。
そして毎年ホースパーク敷地内でサルーキショーが行われる日に馬のショーも行われているそうです。
その様子の写真です。
見ているとドッグショーと同じで人が綱を引っ張りながらラウンドしていました。
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