Puppy
顔が今までのTAZIパピーの顔つきになってきました。
犬舎の特徴が出てるのは系統の繋がりだと思います。
きれいなサルーキになると思います。
アラナのチャンピオン完成によって、その父犬 Am.Ch.Timaru Isfahan(JB) から生まれた子供たちが15頭のチャンピオン完成を超えました。よって JBが日本のサルーキでは初の Outstanding Sire 完成となります。
サルーキで1頭の牡からの子供で15頭のチャンピオン犬を作出することはとても難しい事だと思います。
JBから誕生したサルーキたちもとても優秀でした。
そして何よりその子たちをチャンピオン完成とさせていただきましたオーナー様へ感謝いたします。
チャンピオンになる事とならない事への差があるわけではありません。どの子もとても愛され良い子です。
チャンピオン犬になるにはサルーキの世界的な基準となるスタンダードとしての基準を満たしていなければなりません。それをオーナー様がドッグショーによって愛犬の評価を受けていただけました。
チャンピオン完成は犬種のスタンダードして満たされた証でもあり、ブリーダーにとって自分が誕生させたサルーキたちのスタンダードとしてのクォリティを意味するものと私は考えています。
2015 litter チャンピオン完成 5頭。
2016 litter チャンピオン完成 6頭。
2018 litter チャンピオン完成 2頭。
2020 litter チャンピオン完成 2頭。
進行中
また母犬も2代にわたりOutstanding Damを完成し表彰を受けております。
犬を繁殖する事で一番大切にしなければいけないと思うことは、心ある命を大切にしなければいけないことです。生まれてきた命は繁殖者によってこの世に誕生させていること。その責任がある事だと思います。
その子達が家族として大切にされて暮らしていけるようにしなけれないけません。
サルーキが環境に慣れる事、飼い主様がサルーキという犬種を理解できるように。
次に思うことは世界基準に基づき美しいサルーキである事だと思っています。
Chubasco Rooge & Chubasco Tooneesia.
2006年8月にアメリカで生まれたスムースサルーキ.。この子たちに会いに2007年6月にアメリカ ケンタッキー州で行われるSCOAナショナルドッグショーへ行き、翌年1月にニューメキシコ州のサンタフェへこの子たちを引き取りに行ってきました。
日本へ来て、走り回っていた兄妹。特にTooneesiaはとても活発で1.5mのフェンスは超えてしまうほどでした。その子たちも現在は14歳7ヶ月と老犬に。
今ではフェンスを越えてしまうというような心配は無くなりましたが、その分どこか寂しくなるような感じです。
サルーキの一生は幼犬期の無邪気で活発な時期、容姿が成長して整った成犬の美しさ、そして現在のこの兄妹のような老犬期、その全ての時期にとても愛おしさを感じます。
この犬の一生は人間の一生を短縮したようにも感じ、それぞれの時期の思い出は私たちの心の中に残ります。そして彼らサルーキとの生活で感じることは、私たち人間が思っている以上に彼らは賢く、様々な出来事を憶えていたり、人や犬、ほかの動物など個別にそれを覚える記憶力があり、また人間と同じ大きさの心を持っています。
赤ちゃんが誕生し、飼い主さんへの引き渡しまでのたった数ヶ月間、愛情をかけて育てた子たちは何年経っても私のことを覚えてくれています。言葉は話せなくても私たちの意思を読み取り答えてくれる。自分の意思を何とか飼い主に伝えてくる。意思の疎通ができるサルーキたちです。
そんなサルーキたちはその一生の中で、楽しかった記憶も嬉しかった記憶も彼らの心の中には人間と同じような思い出として心に残っていると私は感じます。
ベビーたちは生後25日となりました。順調な成長をしていると思います。
今回のベビーたちのコートカラ―はグリズルが多いですが、同じグリズルでも様々なカラーをしています。
この写真は一番薄いグレーグリズルの男の子です。
黒い差し毛はだいぶ無くなってきました。
こういったカラーチャンジのほとんどが、黒い差し毛が下から上へと薄くなっていきます。
今回の子にはいませんが、特にフォーンカラーやレッドカラーは変化が大きいです。
この写真を見ると分かりやすいですが、成長した現在は黒の差し毛が背中に帯状になって見えます。
グリズルの男の子です。
とても鮮やかできれいなコートになってきました。これからの成長がとても楽しみです。
この litter の父犬は Am.Ch.Timaru Isfahan (JB)です。JBは長めのボディのコートと、とてもゴージャスなフェザリングを持ったサルーキです。
それはJBの父犬母犬からのDNAによるものです。
今回のベビーたちにもそのDNAは受け継がれています。それがブリーディングによる計画であり、今回のTAZIからのサルーキの理想です。
この子たちが成長するにつれ、その理想が目に見えて表現されていくと思います。
2015 litter も美しいサルーキになると確信しています。
2012 litter レッドのスムースサルーキ、ペルセウスです。
2012 litterは3歳となり、成長が完成された姿になってきました。
この子たちがTAZI の2012年のブリーディング計画の結果となります。
このような美しいスムースサルーキを誕生させるのはとても難しいと思います。
レッドもしくはフォーンの毛色をもったベビーたちのカラーチェンジの様子です。
この写真は産まれたばかりの写真です。
サルーキベビーを初めて見る人はブラックと間違えるほどの濃い茶色です。
生後3週間です。黒い差し毛が段々と消えていきます。
この段階でこの子の毛色が濃くなるか、薄くなるかは分かりません。
生後6週間です。黒い差し毛は背中だけになってきて鮮やかな色のコートが見えてきました。
生後9.5週です。鮮やかな色は更に薄くなってきたオリーです。
レッドの子たちより更に薄くなりました。毛色はフォーンです。
このように、茶系の毛色をもった子たちは大きなカラーチェンジをします。
そして鮮やかなレッド、もしくはフォーンの毛色へと変化していきます。
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